食べものが好きだ。

食に興味を全振りした若造サラリーマンによる食ブログ

【食べ歩き】L'ESSOR(乃木坂)

こんにちは。

 

いやーやらかした。

普段こんなこと、なかなかしでかさないのに。

 

いきなりなんやねんコイツって感じですが、まあ、外食のときに料理の写真撮り忘れたってだけなんですけど。

 

たかが写真、されど写真。

日頃から食べたものの写真を見返して喜んでいるぼくのような変態にとっては結構ショックな出来事でした。

 

よくある言説と思いますが、食べ物の写真を撮るという行為に対して肯定的に捉える人そうでない人ってそれぞれ一定数いますよね。

 

ぼくは、食べ物の写真を撮って、それをあとで見返して楽しんだ後に、SNS(まぁイン◯タな)で色んな人と共有しつつ情報交換をするっていう一連の流れが楽しいし、好きだし、趣味でもあるので、是非についてはあんまり考えたことはないんですけど。

 

食べ物に執着なかったり、食べ物好きでもそういう習慣がない人にとっちゃ確かにただの奇行でしかないわな。

 

そういう人たちにしてみたら

写真撮り忘れたくらいでガタガタ抜かすんじゃねえ!

って感じなんでしょうけど、まぁちょっとそこらへんはね、思想の自由ってことでご容赦くださいね。

 

なお余談ですが、ぼく写真撮るときに場を制したりとか、撮った直後にインスタのストーリーに上げたりとかあんまり好きじゃないんです。決して同族嫌悪ではなく。

場の雰囲気もごはんも冷めちゃうような気がするでしょ。しないか。すいません。いや、するよね?しない?

 

違う考え方をお互い許容できないというところに反目の芽がある-柴田昌治

f:id:shmz_foodlover:20190921052105j:image

日本ガイシの元社長もこう仰っていることだし、許容してくれよな…。

 

というわけで、今回は新国立美術館近くの裏路地にひっそりと佇むフレンチレストラン、L'ESSOR(レソール)さんに伺いました。

L'ESSOR (レソール) - 乃木坂/モダンフレンチ [食べログ]

 

乃木坂駅周辺って六本木エリアにしてはパリピ臭もあまりせず比較的落ち着いているので、暇なときによく徘徊するんですが、こちらはある日見かけてからというもの、ずっと気になっていたお店でした。

 

というのも店外観の主張が控えめ、かつ白を基調にシンプルにまとまっているところがとても好みだったんですよね。

個人的に路地裏でエクステリアがシンプルなお店ってのはアタリが多いと思い込んでいることもあり、長らく行ってみたかったお店の一つでした。

f:id:shmz_foodlover:20190921055841j:image

 

とはいえ、やはりこのエリアのフレンチレストランの、それもランチともなれば中心客層はある程度裕福なご婦人、いわゆるF2〜3層であることは半ば常識。

対するぼくはミスボラシイアラサー男、それも訳あっておひとり様ってんで若干の緊張はあるものの、予約しちゃった手前後にも引けず、緊張しつつ恐る恐る入店したのでした。

※フレンチレストランに一人で入るのって何回やっても慣れないね…。

 

インテリアは外観と違わず白基調のシンプルな様子。

各席にはカトラリーが綺麗にセッティングされていて清潔感もあり好印象です。

店内は思ったより広く、カウンターの奥にはテーブルが5卓程度見えたので、団体利用もできそう。

 

気になる客層はというと、思った通りF2〜3層のグループ中心でした。

どうやら会話が盛り上がっているようで、それが店の雰囲気を和らげてくれてるのが半分ありがたく、半分ウザイのはご愛嬌。

 

そんなレソールさんで頂いたのは、特別プランのドリンク一杯付ランチコース。

 

なおコースは数種類あり、当然ながら価格によって内容が異なるようです。詳細は店公式HPを参照されたしですが、以下三種類のコースが用意されており、高いほど品数が増えます。

  • ¥2,800 Menu de Jour (平日限定)

  • ¥3,600 Menu Chef

  • ¥4,800 Menu Gourmand 

 

今回は必殺・一休レストラン予約を使用したので、厳密にはグランドメニューと異なるのかもしれないものの、内容からして概ねMenu Chefに該当するようです。

 

その内容ってのが以下の通り。

 

え、めっちゃ充実してない?

3000円代で、この立地で、これだけの充実度は正直想像以上でした。

 

となると味は大したこたないんじゃろ?なんて勘ぐっちゃうのが人間の性ってもんだと思いますが、全然そんなことはなく、きっちりとおいしいお料理でした。

以下、各皿の振り返りとなります。

※なります、っていう言葉の正しい使い方云々は一旦無視

 

アミューズブーシュ(サツマイモの冷製スープ)

f:id:shmz_foodlover:20190921063122j:image

玉ねぎとサツマイモをミルクと合わせてポタージュにし、冷やしていただくこちらのアミューズ。いわばヴィシソワーズのサツマイモ版でしょうか。特にこれといった特徴はなく、まあ美味しいですねという印象。

 

たまに、え、これどこ食べんの…?!というレベルで奇々怪界アミューズを出すお店あるけど、まあ、そこらへんは良し悪しというか好みですね。

 

■大山鶏もも肉のバロティーヌ ハーブのヴィネグレット

f:id:shmz_foodlover:20190921063517j:image

鳥取のブランド地鶏、大山鶏を使った一皿。

68度の低温調理で仕上げたという鶏肉はパサつかず、脂っこくもなくスッキリ。鶏肉のムースを中心に巻き込んであるので食べ応えもあります。

 

エストラゴンを使ったソースがキリッと舌を引き締めてくれるので、味にもメリハリがあるのが嬉しいですね。

葉物にかかっているシェリーヴィネガーのドレッシングと酸味被りしちゃってるのが若干気になりますが、しっかりと美味しい、安定したオードブルでした。

 

オニカサゴプランチャ焼き ソースアルグ

ここで事件が起きます。写真撮り忘れた…。

てなわけでビジュアルは各自のご想像にお任せします。

正確にいうと撮った写真を保存し忘れた。そんなことあんのかいなって感じですが、確かに撮ったはずなのに、カメラロールのどこを探しても見つからないってことは、まあ保存前におかしな画面遷移をしちゃったんだろう…。

 

プランチャってなんじゃらほいと調べてみると、どうやらスペインでの鉄板の呼び名のようです。

つまり、こちらはオニカサゴを360度の鉄板で皮目をこんがり焼き上げたもの。

皮目はパリッと、身肉はしっとりと良く焼きあがっているのはプランチャのおかげでしょうか。

 

面白かったのが、オニカサゴの下に敷かれたソース・アルグ。フランス語で海藻を意味するアルグを名前に冠するこちら、なんと叩いた海藻をフュメドポワソンで伸ばして作るんだとか。

 

ちょっと日本人には難解と言えなくもないけれど、潮の香りが詰まっていて魚好きとしては嬉しい一皿でした。

 

ただ一つ惜しむらくは、オニカサゴってわりと淡白な魚なので、もう少し、キリッと塩を効かせるなりして味にメリハリがついていたほうが、個人的には好みだったかもしれません。

 

代わりにといっちゃあなんですが一緒に頂いた辛口リースリング載せときますね。すっきりして美味しかったなあ。

f:id:shmz_foodlover:20190921071604j:image

 

■鴨フィレ肉のロティ 蜂蜜とライムのソース

f:id:shmz_foodlover:20190921065819j:image

ぶっちゃけた話、こちらも写真撮り忘れちゃった…。メイン二種の写真撮り忘れるとか何やってんだろうね。

※写真は食べログのお店投稿写真を拝借しております。

 

それはさておき、こちらはメインに相応しいお味でございました。

いわゆる温かいレア状態にロティされた鴨肉は肉汁豊富で噛むと旨味が滲み出てきます。

 

フォンドカナール、シャルドネヴィネガー、蜂蜜をベースに作られた、コクのある甘酸っぱいソースが気持ちいい。

 

ガルニチュールは加賀野菜のローストで、どれもじっくり火が入れられているので甘みがあり、鴨の旨味を引き立ててます。

例によって、それほど目新しいという印象はないものの、シンプルに美味しくて嬉しいメインディッシュでした。

f:id:shmz_foodlover:20190921071219j:image

飲み物はブルゴーニュピノ・ノワールをいただきました。軽い渋みが鴨肉に合う。

 

一通り食事をいただいて、さあデザートやでえというタイミングで食後のドリンクはなにが良いか希望をとられます。

 

なんとなく紅茶を所望してみたら、なんと大量の紅茶葉の缶を持ってきてくれました。

f:id:shmz_foodlover:20190921111423j:image

 

種類の数、えぐくない?

聞くとこれら全てドイツの名門紅茶メーカー、アルトハウスのもので、日本のレストランではほとんど扱われていないとのこと。

 

そう聞くとなんだか有り難くなっちゃうあたり、ぼくが小市民たる所以ですが、そんなことは置いといて、ひとしきり悩んだ後にベルガモットの香りが爽やかなインペリアル・アールグレイをチョイス。

 

茶葉とお湯が入ったティーポットと砂時計が運ばれてくると、お兄さん「このまま3分お待ち下さい」とのこと。

 

砂が全部落ちる頃にはデザートも運ばれてきて、いささか畏まりつつコースの締めくくりに取り掛かるのでした。

 

■葡萄のコンポートとジュレ グラス・ア・ラ・ヴァニーユ

f:id:shmz_foodlover:20190921071158j:image

巨峰のコンポートに加え、シャインマスカットも入っていて贅沢にも二種類の葡萄が楽しめるデザートです。

 

葡萄を煮た時のシロップをゼリーにして添えてあるので葡萄の香りいっぱい。

 

グラス・ア・ラ・ヴァニーユ、すなわちバニラアイスが添えられているのでそれなりにコッテリしてますが、甘すぎないため葡萄と合わさると想像以上にスッキリいただけます。

 

苦心の末に選んだ紅茶も、何がインペリアルなのかはわかんないけどクールな味わいで、食べ終わる頃にはそこはかとなく清涼感を覚えるデザート、およびドリンクでした。

 

最後までしっかり手が込んでいて、ほんとに、このコース3600円でいいんだよね…??

と、少しだけ不安を覚える勢いですが、お会計をお願いするとほんとに3600円でした。ふう。

 

色々工夫もされているんだろうけれど、この立地・内容では十二分な費用対効果だと思いますよ。

 

気になるのは、モダンフレンチにカテゴライズされているものの、そこまで斬新さは感じられない点。

 

ヌーベルキュイジーヌとかそういう目新しさを売りにしているところと比べるとどうにもクラシックな印象は受けますが、まあそんなところは店側の匙加減なので今後どうなるかは静かに見守りたいと思います。

 

個人的にはまたぜひ伺いたいお店ですね。

そのかわり、今度は一人で行くのはよそう…。

やっぱブラッセリーとかビストロならいざ知らず、フレンチレストランに一人は寂しいわ。

 

みなさんも六本木、乃木坂エリアにお越しの際は是非いってみてくださいね。

 

それでは、今回も駄文をお読みいただき、

どうもありがとうございました。

 

 

続く

 

食べ歩き

グルメ

六本木

 

【食べ歩き】Bistaurant RNSQ(麻布十番)

こんにちは。

 

先日の健康診断の結果が返ってきました。

概ね良好だったものの、尿酸値がわずかに標準を上回るというまさかの事態に狼狽しております。

 

連続オールA記録の更新を確信していただけに残念ですが、人間は失敗から学んでこそっていつか誰かがどこかで仰っていた(ような気がする)ので今後の自分に期待したいですね…。

 

あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ-エイブラハム・リンカーン

f:id:shmz_foodlover:20190918082522j:image

リンカーンさんに関心を持ってもらえるように頑張りましょうね。

 

というわけで、今回は拙宅近所の裏路地に佇む隠れ家ワインバー、ビストラン エネレスクさんにてディナーをいただきました。

[tabelog:577377:detail]

はてなブログ食べログ連携機能を使うと店によってはヒットしないことがあるの、なんでなんだろう?

 

以前、インスタのフォロワーさんからおすすめいただいて以来、気になっていながらなかなか伺うチャンスがなかったこちら、実に一年越しの初訪問です。

 

ちょっと暗号じみた店名は、ブルゴーニュのとある国道の頭文字に由来するそうです。

それだけに、ブルゴーニュワインおよびシャンパーニュのラインナップには自信があるとのこと。

 

なお、ビストロともレストランともつかぬサブタイトルが店名に冠されているものの、当店は3/1よりワインバーとして業態変更されているとの前情報あり。

 

てなわけで、ガッツリ食事というよりは軽い食事とワインを嗜む程度にしたほうがよさそうってんで、21時にて予約の電話を入れたのち、これまた近所の立ち飲みバル・十番スタンドで軽く喉を潤してから伺うことに。

麻布十番のワインバーってのは二軒目使いにしないと会計時に爆死するいう経験則に基づいた行動です

 

ハイボール2杯ほど煽ってそろそろいい気分になってきた頃、時刻は予約の21時。

意気込みそこそこにビストラン エネレスクさんに入店したのでした。

 

お店に入ってみると、先客はゼロ。

テーブルが数卓にカウンターのシンプルなインテリアが瀟洒な様子。

センスの良さに似つかわしくない客入りと思えなくもないけれど、金曜日とはいえ麻布十番のワインバーということでピークはもう少し後なんだろうな、と思えばそれなりに合点はいく。

 

思った通り、我々が飲み食いを始める頃には宮◯誠司似の中年男性と若さをたたえた中年女性2人(激矛盾)からなるグループや、しっとり落ち着いた品良さげ系中年夫婦など、いかにも麻布十番な方々で混み合っていたので人気店であることに間違いはなさそうです。

 

ワインバーらしく、フードメニューが渡されることはなく、季節の食材を使ったおすすめメニューがつらつらと書かれた黒板をギャルソン兼ソムリエのお兄さんが持ってきてくれました。

 

まあ麻布十番のワインバーだし…といえばそうなのですが、メニュー単価は思った通り少々高めの設定で、前菜系が1800〜2500円、主菜、シメ系が2500〜4000円。

バー使いということを考えれば、そんなにバクバクいくわけでもないので問題無しです。

(問題無しです)

 

メニューの中には松茸など心揺さぶるワードも多々あるだけに、ひとしきり葛藤して苦心の末にオーダーしたのが以下の通り。

  • 柿、茸、帆立の和風バルサミコサラダブッラータチーズ
  • 北寄貝、アワビ茸、アスパラの山椒バターソテー
  • ブレス産鳩のカツレツ
  • 天使海老とセミドライトマトのパスタ

 

松茸頼んでへんやないかい!

 

とはいえ、結論から言うと我ながらナイスチョイス。

どの店で何を食べても大体満足しちゃう質だけど、この日は特にどれも美味しかった。

 

まあ、一言で言ってしまえば大満足!なのですが、それで終わってしまってはブログを書く意味もなくなってしまうので、以下詳細に続きます。

 

ちなみに今回も、小規模優良店の性というか、調理担当の方とロットの関係で料理提供がゆっくり目なので、プリフィクス的に一括注文でお願いしました。

 

アミューズの枝豆

f:id:shmz_foodlover:20190919170413j:image

お通し的にドリンクとともに供されるこちら。

枝豆です。ハイハイ枝豆ね…ふうん…と思っていたら塩だけでなくスパイスをまぶしてあるとのこと。

 

なるほど確かに色んな香りがして食欲が刺激されますね。中でも山椒のような香りが印象的で、すっきりした白ワイン(名前忘れましたごめんなさい)に不思議と合うのがタノシイ一品でした。

 

■柿、茸、帆立の和風バルサミコサラダブッラータチーズ

f:id:shmz_foodlover:20190919170221j:image

香味のあだやかなフルーツとフレッシュタイプチーズの相性の良さもだいぶ市民権を得てきた感がありますね。が、柿?柿とチーズってあるようでなかなか無かった気がするのはぼくだけでしょうか。

(なかなか無かったってちょっと言いづらいね)

 

これが非常に合う…!

個人的には桃とかよりよっぽど柿のほうが、他の材料の香りをかき消さない分、サラダの具としては優秀だと思います。

 

また、茸、ホタテ、バター、ブッラータチーズ、柿という優しさ四天王だけではダラけちゃいそうなところをヴィネガーの酸味で引き締めているあたり、ちょっと和食っぽい繊細さが感じられて素敵です。

※数えたら五天王でした。すいません。

 

■北寄貝、アワビ茸、アスパラの山椒バターソテー

f:id:shmz_foodlover:20190919170233j:image

黒板を見て字面の面白さからつい頼んでしまったオリジナリティ溢れるこちらのメニュー。

 

北寄貝を茸やアスパラと一緒にソテするくらいならどうってことはない、むしろ個人的には味わいがボンヤリしちゃいそうな気すらしてあんまり食指が動かないのだけれど、いかにも和な山椒の二文字にやられました。

 

北寄貝とバターのソフトな甘みを舌がピリッと痺れる程度の山椒が引き締めてクドクなく、美味しくいただけます。

 

今度からお家でも、バターで何かを炒める時には山椒を入れてみよう…。

 

■ブレス産鳩のカツレツ

f:id:shmz_foodlover:20190919170313j:image

本日のメインとしてお願いしたこちら。

ブレスといえばフランス東部の地方名で、鶏の名産地として有名ですね。

 

今回はそのブレス地方から空輸された鳩を、カツレツにして頂きます。

やたらと調理に一際時間がかかるこちら、何事じゃいと思って聞いてみると、なんと注文を受けてから捌いているとのこと。はぇーなるほど。

(さすがに羽むしったりするわけではないだろうけど…)

 

鳩ならではの野趣は感じるし、独特の風味はありますが、カツレツにしてある故の衣の香ばしさ、油分と合わさった肉汁による旨味のおかげで厭味は感じません。

 

お兄さんにご提案いただいたボジョレーの銘酒ムーラン・ア・ヴァン(25巻で山岡さんが飲んでたヤツね)の華やかな独特の風味とピッタリなこともあり、日本人には食べつけない食材ながら、美味しくいただきました。

※こういうの、マリアージュとかなんとかいうんだろうけど恥ずかしくてそんな単語一生使える気がしない…。

f:id:shmz_foodlover:20190919172737j:image

 

■天使海老とセミドライトマトのパスタ
f:id:shmz_foodlover:20190919170309j:image

天使海老といえば殻ごと食べられる高級海老として近年名を馳せているイマドキ海老の一つですね。

麺は太めに茹で加減はアルデンテ、オイルベースのソースには出汁材的に自家製のセミドライトマトが使われています。

 

実はこちら、そろそろお腹いっぱいだけどもう一品…というタイミングでまたもや字面にヤラれてオーダーした一品なのですが、とにかくシンプルに美味しくてびっくり。

 

セミドライトマトにはフルーツトマトを使っているのでベラボウに甘く、海老の旨味と合わさってオイルベースなのに驚くほど濃厚です。

お腹もいい具合だったはずなのに、いつのまにか完食しちゃいました。

 

ここまで都合4品のオーダーを平らげたところで、お腹もいい感じにいっぱいになったってんで、お開きに。

 

なんだかあっという間のような気もするけれど、良くも悪くも料理の提供は先述の通りゆっくり目なので、時間も当然ゆっくり流れるような気がします。

その分じっくり楽しめるのはワインバーという業態ならではの良さではないでしょうか。

 

気になるお会計は単価からお察し頂きたいところですが、ワインと料理の質を考えれば、十分に納得感があるものでした。

 

ぼくのような大して舌も肥えていないペーペーが言ってもあまり説得力はないとは言え、こちらのお店は、ありふれたトラットリアやビストロでもなく、麻布十番という大人の街に相応しいエッジの効いたタノシイお店だと思います。

 

皆様も是非、興味があれば行ってみてくださいね。

その際はワインバー使いかレストラン使いかが著しく会計に影響するので、くれぐれも事前に能くご熟考ください。

 

ぼくもまた、是非伺いたいと思います。

それでは、今回もご馳走さまでした。

 

続く

 

グルメ

食べ歩き

麻布十番

 

 

【食べ歩き】肉山(吉祥寺)

こんにちは。

 

ブログ開始序盤にあんまり縛りを設けすぎると後々苦しむことは目に見えているので適当にやろうと開き直ってからの一発目です。

 

なんとなく料理記録と外食記録を交互に更新していきそうな雰囲気を醸し出してからの連続外食記録…!

 

人の世に生きる以上、サプライズは常、ってことで、どうぞご了承ください。

 

Life is full of surprises. -世界一有名なビーグル犬

f:id:shmz_foodlover:20190913100355j:image

なんとなく、誰かの台詞を引用しておけば話題の転換をしやすいことに気づきつつある。

 

ということで、今回は吉祥寺の超がつくほどの有名店、肉山さんに伺いました。

肉山 - 吉祥寺/その他肉料理 [食べログ]

 

予約が取れないことで有名なこちらのお店、なんとわたくしどうしたことか、今回で本年3回目の訪問となります。

 

吉祥寺近辺で生まれ育っておきながら10年弱ものあいだ、行きたくて行けなくて、最も近くて遠い存在だったはずの肉山なのに、浮世の縁ってのはかくも不思議なもんですね〜。

 

これだけ連チャンで通うと当然、有り難みってのはある種なくなってしまうのですが、味は疑いなく、かつ間違いなく美味しいので、一応記録として残させていただきますね。

 

そもそも肉山さんというのは、一言で言うと、5000円のおまかせ肉料理コース一本の肉料理店です。(一言か?)

 

ドリンクはソフトドリンク・アルコールともに600〜1000円程度で、吉祥寺としては平均的な価格帯。

※ちなみにカード不可です。ぼくは初回来店時に現金ギリで肝がコールドスリープしたのでご注意くださいね。

 

特殊なのが人気店ならではの独特な予約方式で、基本的には以下三つの方法があります。

  1. 肉山のFB公式ページでの席募集告知にいち早くリプライする
  2. 予約枠ホルダーの知り合いに頼む
  3. 来店時に次回分を予約する

 

まあ、普通は「1.肉山のFB公式ページで空席募集告知にいち早くリプライする」で予約しますよね。

完全なる運ゲーですが、店主の光山さんが特別扱い嫌いおじさんとしても有名なので、公平性は担保されていると思われます。

 

「2.予約枠ホルダーの知り合いに頼む」なんて人に頭を下げるのが苦手な人はまっぴらだろうし、「3.来店時に次回分を予約する」にいたっては十分条件が1.と2.である時点でほぼ無理だ。(ガバガバ暴論)

 

てなわけで個人的には「1.肉山のFB公式ページで空席募集告知にいち早くリプライする」を推したいとおもいます。 ※個人の見解です

 

運ゲーとはいえ、空席募集が出やすい時間帯を押さえておき、集中的に公式ページをウォッチするだけでも、成功率は飛躍的に向上する(気がする)のでオススメですよ。

(個人的にネットストーカー戦術と呼んでます。)

 

空席募集が出やすい時間帯ってのもまちまちなので参考程度になりますが、大体以下のような感じですかね。 ※個人の見解です

  • 当日分:10:00〜10:30、15:00〜16:00
  • 翌日分:15:00〜16:00、22:00〜23:30

(もしこれで予約できたら御礼なんて別にいらないのでお寿司でも奢ってください。

 

いや、範囲、広くね…?

という声が聞こえてきそうですが、まあ、そのへんは、予約困難店ってんでね、ご容赦くださいね。

 

いつのまにか肉山攻略サイトみたいになってしまいましたが、閑話休題

そんな人気店・肉山さんで今回いただいたのは以下の通り。

  • 肉のパテ

  • 万願寺とうがらし

  • 豚ロース

  • 赤牛ソトモモ

  • 岩手県産短角牛ソーセージ

  • トンカツ

  • エリンギ

  • 赤牛のカメノコ

  • 赤牛のマルカワ

  • 口直しのきゅうり

  • 熟成ランプ

  • 締めカレー

 

これで5000円ってのは、吉祥寺でもなかなかない費用対ボリュームだと思います。

そら人気出るわな〜という印象。

そんな肉山さんのおまかせコース、各皿の詳細とビジュアルに続きます。

 

■キムチ、プチトマト、各種調味料(と、プレミアムモルツ

f:id:shmz_foodlover:20190913114206j:image

入店時にはすでにセッティングされている三点セット。おかわり自由ではないので注意。

調味料は左から特製粒マスタード、柚子胡椒、コチュジャンです。

 

なお、肉にはドライなぞ必要ないと言わんばかりにビールはプレモル一択です。山岡士郎です。

(山岡の旦那、エビスじゃなくてごめんね)

 

■肉のパテ

f:id:shmz_foodlover:20190913114105j:image

これといった特徴はないものの、一切れに肉がギュっと詰まっていて普通にオイシイ。パテなのにギュッギュッと肉を噛み締める快感が嬉しいです。

香辛料のおかげか臭みもないので食べやすい。


万願寺とうがらし

f:id:shmz_foodlover:20190913114121j:image

辛くないはずの万願寺、今回はピリッと辛い個体に当たりました。これは…吉兆?

青臭さ心地よく、食欲が刺激されますね。


■豚ロース

f:id:shmz_foodlover:20190913114138j:image

ヒレなんて年取ってから食べればいいのよと荒川夫人に言わしめるように、脂の旨味というイメージがつきまとう豚ロース。

 

そんな固定概念とは裏腹に、こちらの豚ロースの主役はあくまで赤身で、脂がうまくコクをプラスしてくれています。

なんという自己犠牲精神…!かくありなん。

 

■赤牛ソトモモ

f:id:shmz_foodlover:20190913114223j:image

牛肉パートに突入からの一発目がこちらのソトモモ。

人間でいうと大腿二頭筋あたりでしょうか。

部位が部位だけにサシは入っていないけれど、固めの身を噛みしめると赤身ならではの旨味が滲み出てきます。

 

野趣を感じるゆえにスパイスが欲しいところですが、粒マスタードは酸味が強すぎるので甘味主体のコチュジャンで頂くのが◯。

 

■知多ハイボール

f:id:shmz_foodlover:20190913114243j:image

ビールで喉も落ち着いたので知多のソーダ割りにチェンジ

 

あとで気づいたけど、知多ハイボールのちょっと甘ったるい芳香(褒め言葉)さっぱり感が肉コースには一番合う気がしました。

次回はこちらで通そうかしら。

 

岩手県産短角牛ソーセージ

f:id:shmz_foodlover:20190913114340j:image

パテ同様に肉肉しく、噛むと肉汁たっぷりなソーセージです。

まるでよくできた小籠包みたいだ…。

(なんか今日美味しんぼネタ多いな)

 

ハーブが練りこまれているので独特の香りがしますが、上述の知多のアロマっぽい、少し甘ったるい香りがとっても合います。

 

■トンカツ

f:id:shmz_foodlover:20190913114306j:image

ここで変化球的にトンカツが飛んできました。

脂の乗りと柔らかさからして、部位は肩ロースと思われる。

 

ここでトンカツ?重たくね?

と一瞬采配を疑うも、パン粉が細かめなので口当たり軽く、かかっているウスターソースがフルーティでサッパリしているので、存外ペロリといただけました。


■エリンギ

f:id:shmz_foodlover:20190913114356j:image

まあ一旦休んでけやと言わんばかりにここでエリンギ一本焼きの登場です。

 

昔どこかで誰かに肉山の感想を聞いた時、肉そっちのけで、

「エリンギが美味しかった…」

と言っていたのでちょっとだけ期待していたのですが、個人の感想としては別に普通でした。

 

オリーブオイルと塩で味付けしてあり、美味しいは美味しいのものの箸休めとしては若干しつこい。

提供タイミングが少々難解な一皿でした。


■赤牛のカメノコ

f:id:shmz_foodlover:20190913114410j:image

赤牛第二弾はカメノコでした。

有名なシンシンの一部で、人間でいうと大腿四頭筋あたりでしょうか。

 

この牛さんの特徴なのか、こちらもサシ自体は少ないです。が、見た目以上に脂は乗っていて、こってりしています。

一言でいうと、さっぱりしているのにこってりしていて美味しい。

 

突如語彙喪失したかのような物言いですがそのくらい美味しかった。

赤身に伴う脂の味。脂は決して主役でない。

故に全くしつこくない!

この日一番好きな部位だったかもしれません。


■赤牛のマルカワ

f:id:shmz_foodlover:20190913114425j:image

続いて赤牛シリーズのマルカワ。

こちらも人間でいう大腿四頭筋あたりに該当しますが、特にそのなかでも外側の部分とのこと。

 

これまでのお皿より焼きが強いのか、外側がこんがり焼かれています。

そのため、歯を立てるとサックリした歯ごたえ。繊維を噛み切る快感と相まってこれはこれでオイシイ。

 

油分はほぼ無く、サッパリとした味わいがこのタイミングでは嬉しいです。

なんだか骨髄を噛み締めたときのような味の濃さを持っていて、知多ハイボールが進みます。


■口直しのきゅうり

f:id:shmz_foodlover:20190913114445j:image

さあ肉も残り一皿でラストスパート!

ってところで最後の箸休めとして供されるキュウリです。ウリ科特有の清涼感で口の中さっぱり。


■熟成ランプ

f:id:shmz_foodlover:20190913114509j:image

いわずと知れたランプ肉。

人間でも美味しい大臀筋ですね。

カニバル的発言になっちゃった)

 

ラストなだけあって、きめ細やかさと味の濃さはこの日随一

赤牛特有の噛みごたえはあるものの、繊維が柔らかいので歯に馴染む。

 

マルカワ同様、火の入りはわりかし深く、香ばしさが際立ちます。味が濃いのでこれはこれでよいのかもしれないですね。

(わざとなのか事故なのかは定かではないので、いったんわざとということにしておく)


■締めのカレー

f:id:shmz_foodlover:20190913114540j:image

肉山での締めは、卵かけご飯特製カレーを選べるのですが、この日はお腹に余裕があったこともあり、特製カレーをチョイス。

 

こちらのカレーはオーソドックスな欧風タイプ。

辛さはそれほど強くなく、コクたっぷりの優しい味わいは締めとしてはベストチョイス。

肉の切れ端がブチ込んであり、それらはホロホロとろとろに柔らかくて美味しいですよ。

 

締めをいただいたところで、名残惜しくもこの日のメニューは以上ですとのことで、めでたくごちそうさまでした。

(個人的には口直しのデザートなんぞが欲しいところだけど贅沢は言うまい)

 

いやー、美味しかったなあと満足しつつ、次回予約をお願いしてこの日はお開きに。

 

ちなみになんと次回予約は最短で2019年4月とのことでした。商売繁昌〜。

f:id:shmz_foodlover:20190913150914j:image

お腹いっぱいなうちの犬

 

いかがでしたでしょうか。

正直ぼくは先述の通り、今年だけで3回目ということもあり、感動はそこまで…だったのですが、やっぱり美味しかったなあという印象です。

 

なかなか値段の受け取り方っていうのは人によって違うので一概には言えないけれど、吉祥寺を見渡してもこれだけお得感を覚えるお店ってのも珍しいのではないかしら。

 

もし、本投稿をご覧になって少しでも気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ上述の方法で予約チャレンジしてみて(あと成功したらお寿司ご馳走して)くださいね。

 

それでは、本日も駄文をご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

続く

 

グルメ 

食べ歩き

吉祥寺

【食べ歩き】凛林(鎌倉)

こんにちは。

 

毎日更新という方針も、順調に、それでいて徐々に崩壊しつつある中にあって恐縮ですが、本日もよろしくお願いいたします。

 

誰かが何かを続けようとした時、徹底的に自分を厳しく律するタイプとか、敢えて逃げ道を作るタイプとか、人によって色々あると思いますが、ぼくは完全に後者というか、逃げ道を作りすぎて破滅するパターンが多いので、どうにかして気をつけたいと思います。

(例によって具体的策はない)

 

続けることが大事なのではなく「続けられる方法でやるのが大事なのだ」と思っています-原口證

f:id:shmz_foodlover:20190910091752g:image

めっちゃええこというやん!つい引用してしちゃったけど例によって誰だかよくわからない…。

 

というわけで、祖母の誕生日祝いにつき鎌倉二階堂エリアの隠れ家中華料理屋さんに父に連れられ伺いました。

中国精進料理 凛林 (チュウゴクショウジンリョウリ リンリン) - 鎌倉/中華料理 [食べログ]

 

二階堂といえば、竹寺こと報国寺や、石窯ガーデンテラスで有名な浄妙寺、さらには護良親王を祀った鎌倉宮など、ある種通好みの観光名所が点在する大人のエリア

駅からかなり遠いので、ケタタマシイ観光客はそれほど多くなく、雰囲気も落ち着いていて過ごしやすいです。

 

こちらのお店も例外ではなく、山裾にひっそりと佇む様子はまさに隠れ家で大人な雰囲気。

f:id:shmz_foodlover:20190910093924j:image

 

しかも完全予約制なので待たされることもなく、落ち着いて食事できるのが嬉しい。

この日は平日ということもあり、ランチタイムは我々のみでした。

ちなみに、予約はだいたい1ヶ月前から可能、とのこと。

 

そんな凛林さんで今回頂いたのは以下。

ランチは月替わりで、基本は御膳形式で供され、要望に応じてアラカルトとなるようです。

  • 葉月昼御膳  ※詳細は後述
  • フカヒレの姿煮 ※アラカルト
  • 焼き餃子 ※アラカルト
  • ビール
  • 紹興酒ボトル

 

家族連れにもかかわらず当然のように昼から紹興酒ボトルでいっちまっているあたり、やっぱ飲兵衛(もといアル中)って遺伝するんすね〜。やむなし。

f:id:shmz_foodlover:20190910102642j:image
f:id:shmz_foodlover:20190910102639j:image

 

【葉月昼御膳】

f:id:shmz_foodlover:20190910094508j:imagef:id:shmz_foodlover:20190910100348j:image

目移りしてしまうほどの豊富な品数彩り…!

精進料理店を謳うだけあって、見るからにヘルシーなのも嬉しいです。

 

せっかくのブログだし、これらを十把一絡げに「おいしい!」の一言で片付けちゃうのももったいないので、一品ずつ振り返らしてくださいね。

(ダメって言われても振り返るのはお約束)

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101438j:image 

■夏野菜と豚ロースの炒め

下味をつけて揚げた豚ロースと野菜を甘酢あんでまとめてあります。酸味も油分も程々で疲れた胃にも優しい一品

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101445j:image
カニクルトン揚げ

サクサクしたクルトンふっくらした蟹身の食感の対比が楽しい。塩味でさっぱり。

■川海老の香り煮

おせちに入ってる海老の艶煮を思わせる甘辛味。噛み締めると甲殻類特有の味が滲み出てきます。

蒸し鶏胡麻ソース

決してパサつかず、あくまでしっとりしていて美味しいです。胡麻だれにこれといった特徴はないものの、誰もが想像するあの胡麻だれ味はやはりホッとしますね。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101607j:image
カニ身の煮こごり

こちらは残念ながらあまり記憶に残っていない…とはいえ、蟹身がたっぷり入っていて贅沢ですね。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101618j:image
■花切りイカのチリソース

火を入れると菊花のごとくほぐれるように、イカに細かく包丁が入っています。

見た目の楽しさのみならず、包丁のおかげで柔らかいし味もよく染みているので、薄味なのに満足度たっぷり。祖母も喜んでましたが、お年寄りにいいだろうなあ。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101629j:image
■くらげと大根の和え物

定番ですが、コリコリさっぱりしたクラゲの食感が箸休め的に嬉しい。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101701j:image
■鶏団子と冬瓜の壺蒸スープ

湯(タン)と鶏団子、冬瓜を容器ごと蒸し上げたこちら。

味わいが、とにかく優しい…です。

冬瓜と鶏むね肉だと優しくなりすぎるところを生姜がキリッと引き締めてくれるあたり、夏バテおじさんには最高なスープですね。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910101552j:image
■玄米

ご飯は白米と玄米からどちらかを選択可能。

健康意識高い系男子のぼくはもちろん玄米をチョイス。よくあるバサバサ玄米ではなく、噛み締めると旨味もあります。

 

f:id:shmz_foodlover:20190910102401j:image
■杏仁豆腐
 ここまでの料理もそうなのですが、こちらの器はどれもカワイイです。聞くと、陶磁器はすべて自家製なんだとか。

杏仁豆腐の白と器の青が目にも嬉しい一皿でした。

 

ここまでがお昼御膳。

 

総じて優しい味わいで、中華は味が濃いというイメージから敬遠しがちなぼくも、80代半ばを迎える祖母も、ペロリといただけました。

 

想像以上にお腹もスッキリしているってんで、続いて追加注文のアラカルトメニューをお願いすることに。

 

一部の特別料理を除いては、800円程度からのお手頃価格だし、御膳同様あっさりめの味付けなので、御膳をいただいた後に色々注文してシェアするのも楽しいかもしれないですね。

 

■フカヒレの姿煮

f:id:shmz_foodlover:20190910113305j:image

祖母の誕生日祝いということで、父によるスペシャルオーダー

 

なので、さすがに値は張りますが、高級店のそれに勝るとも劣らないスープの味はさすがに悶絶モノでした。

 

この日のフカヒレは型が小ぶりにつき特別に二枚とのことでしたが、繊維の一本一本がプリプリしていることからも戻し加減は文句なく、遜色ない美味しさでした。

 

おばあちゃん…誕生日おめでとう…(そんでありがとう)

 

■焼き餃子
f:id:shmz_foodlover:20190910113301j:image

やっぱり日本人にとっての中華料理といえば焼き餃子。

(あえて本場では水餃子が主流という定説には言及しない)

 

こちらの焼き餃子は大ぶりで皮もモチモチな食べ応え抜群タイプ

それでも餡は野菜が多めでジューシーな味わいで美味しかったです。

 

と、餃子も食べ終わったところでめでたく紹興酒のボトルも空いたってんで、名残惜しくも(ようやくともいう)ここらでおひらきに。

 

今回は父にご馳走になったこともあり、正確なお会計は定かではないですが、昼御膳1人前2500円、ドリンク1人前700〜1000円という価格帯を鑑みるに、一人当たり5000円くらいでしょうか。

 

ランチとしては少し痛いものの、これだけ上質な中華のコースを頂いたとなればむしろお手頃と言えるかもしれません。

 

というか今回はご馳走になっちゃったので、金銭感覚がどうかしちゃっているところもありますが、それを加味してもやはり自腹ででも再訪したいお店だと思います。

 

どうもご馳走さまでした。

 

余談ですが、祖母には母と共同で、キタムラのバッグをプレゼントしました。

 

続く

 

グルメ

食べ歩き

鎌倉

 

【料理日記】自家製いくら尽くし

 

こんにちは。

 

まだまだ暑い日が続きますが、なんだか朝晩はめっきり秋めいてきましたね。

 

スーパーの生鮮売場を見渡してもラインナップが夏の終わりを告げているようでなんだか寂しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

(下手なアイスブレーキングがなんとなくネタ切れ感を漂わせる。お察しください。)

 

日入りはてて、風の音、虫のねなど、はたいふべきにあらず。

f:id:shmz_foodlover:20190908092836j:image

まさかの枕草子…。

名言でもなんでもないのですが、いったん今回のテーマが秋ということもあり、かつ、毎度のことながらブログの方向性も迷走中につきご容赦ください。

 

というわけで、今回は秋の味覚の代表格でもある、自家製いくらを作ってみました。

f:id:shmz_foodlover:20190908093114j:image

毎年、生筋子が出てくると自家製いくらを仕込むのですが、インスタク◯クパッドなど、色々なレシピサイトのおかげで随分といくら作りも市民権を得てきたように思います。

 

ここで問題になるのが、手間暇かけて作って最早愛着すら湧いているいくらをどうやって食べるか、ですよね。

 

わたしも例年はせいぜい土鍋でご飯を炊いて鮭と一緒にはらこ飯、ってのが定番(というか関の山)だったのですが、それじゃいい加減つまんないよねってんで、ちょっとだけアレンジしてみました

 

そこで作ってみたのが以下の通り。

  • 秋鮭と自家製いくらの小丼
  • 秋鮭と牛バラ肉の漬け焼き、いくら乗せ
  • いくらのポテトカナッペ

 

いざ書き出してみると、

そこまで独創的でもない…

のですが、いくらって思ったより汎用性が高いので自家製でコスト削減に成功したなら、いろいろチャレンジしても楽しそうですね。

 

■いくらを仕込む

先程申し上げた通り、今や、いくら仕込みは料理好きにとっては必ず通る道になりつつあり(ほんまかいな)、ネットで少し検索しただけで驚くほど沢山のいくら仕込みレシピが出てきますので見てると楽しいです。

 

とはいえ、基本的にはぬるま湯の中で粒が潰れないように筋子をほぐして漬け汁にブチ込むだけなので、そんなに大げさに語るような作業でもありません。

 

ただ、漬け汁だけは自分ならではのオリジナリティ頭痛が痛い的な物言いになっちゃったよを出すチャンスなので、分量とか調味料とか拘ってみてもいいかもしれませんね。

 

ちなみにぼくは、酒・みりん・濃口しょうゆを、1:1:1の割合で混ぜてから沸かして作る煮切り醤油に漬け込んでます。

 

ぼくのようなアル中に片足突っ込んだような酒乱クソ野郎が作るだけあって少々味が濃いので、そこらへんは醤油の割合を下げるなり、スダチなど柑橘果汁を加えるなりして調整してください。

 

そんで出来上がったのがこちら。

f:id:shmz_foodlover:20190908110951j:image

なんだか毎年のことながら感慨深いですね〜。

ちょっと食べるのがもったいなくすらある…。

そんなことも言ってられないので次に進みます。

 

■秋鮭と自家製いくらの小丼

f:id:shmz_foodlover:20190908112712j:image

別に普通やないかい!

とお思いかもしれませんが、バターをご飯に混ぜ込んであるので、普通のはらこ飯よりボリュームがあります。

鮭もバターでソテーしてあるのでなんとなく洋風の雰囲気。

 

いくらの醤油とバターの相性は言わずもがな、さらに量を抑えているので酒のツマミとしてもイケます。

 

ホムパのオードブルとしていかがでしょうか。

 

ちなみに器は3coinsで買いました。行くと必ず浮くけどこんなかわいい器があるから3coins通いはやめられない。

 

以下材料(2人分)です。

  • 温かいご飯  100g
  • 秋鮭 2切れ
  • いくら 好きなだけ
  • 大葉 1枚
  • バター 2カケ(ぶっちゃけ好みによる)
  • 塩コショウ 適量
  • オリーブオイル 小さじ1

 

以下手順(って程のものでもないけど)です。

  1. 大葉は細く千切りにする
  2. 秋鮭は半分にカットして、塩コショウしておく
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、秋鮭を皮目から焼く
  4. 両面焼き目がついたら、バター1カケを鍋肌に入れて溶かす
  5. 4.のフライパンを傾けて、溜まったバターを秋鮭にかけ回しながら火を中まで通す ※イメージつきにくければ、アロゼでググってみてください
  6. ご飯にバター1カケを混ぜ込み、器に盛る
  7. 6.のご飯を器に取り、好きなように4.の秋鮭と自家製いくらを盛り付ける
  8. 大葉を天盛りにして完成

 

■秋鮭と牛バラ肉の漬け焼き、いくら乗せ

f:id:shmz_foodlover:20190908113514j:image

煮切り醤油って、なかなか捨てられないけど普段そんなに使わない作り置き第1位だとおもうんですが(ソース無)、それをどうにか活用できないかと思って作ったのがこちら。

 

以下材料(2人分)です。

  • 牛バラ肉 50gくらい
  • 秋鮭 1切れ
  • いくらの漬け汁 適量
  • いくら 好きなだけ
  • スダチ
  • 大葉 1枚

 

以下手順です。

  1. いくらの漬け汁に、スダチ(好みの柑橘類)の絞り汁を混ぜる
  2. 牛バラ肉は一口大、秋鮭は半分にカットし、1.の漬け汁に30分程度漬け込む
  3. 2.の牛バラ肉、秋鮭を取り出し、クッキングペーパーで軽く表面を拭き取る
  4. オーブントースターを190度に設定し、3.の牛バラ肉と秋鮭を両面焼きモードで8分間焼く ※両面焼きができない場合は4分焼いたら裏返して更に4分焼く
  5. 4.を皿に盛り付け、いくらを散らし、大葉を天盛りにする

 

牛肉と秋鮭って油分が豊富なので、いくらの濃厚さをしっかり受け止めてくれて、パンチボリュームもあります。

かつ、柑橘のおかげでさっぱりもしているので食べやすいですよ。

 

どんなお酒にも合うので、ホムパのオードブルとしていかがでしょうか。

 

■いくらのポテトカナッペ

f:id:shmz_foodlover:20190908115517j:image

当然のように、ラストもイカツマ料理(いかにも酒のつまみ系料理)でキメてみました。

(なんとなくごめんなさい)

 

ものの本によると、ロシアのほうでは、いくらの味付けは基本的に塩味で、サワークリームと共にバゲットに乗せて頂くのが通例とのこと。

 

とはいえバゲットなんぞ食べてたら一瞬で満腹になって酒が飲めへんやないかい!ということで、僭越ながら少しだけアレンジしてみたのがこちら。(あと糖質対策…(小声))

 

以下材料です。

 

以下手順です。

  1. じゃがいもは2〜3ミリにスライスして皿に並べ、ラップをかけ、レンジで1.5〜2分チンして火を通す
  2. 1.のじゃがいもにクリームチーズを塗り、いくらを乗せる
  3. 2.に千切りにした大葉を盛って完成

 

糖質対策とか言っておきながらふつうにじゃがいもをたべている…

のは置いといて、クリームチーズのコクいくらの濃厚な味が合わさって食べ応えがありますよ。

また、クリームチーズの酸味のおかげでいくらの生臭さが気にならないので、キリッと冷やした白ワインにもぴったりです。ので、

 

ホムパのオードブルとしていかがでしょうか…

 

 

f:id:shmz_foodlover:20190908121414j:image

↑カメラロールにあった謎の猫写真

というわけで、今回は3品作ってみたわけですが、なんだか酒のつまみっぽいものばっかりになっちゃった。

 

また、いくらって見た目もカワイイので、ついつい映えを意識してホムパ推しになっちゃいましたが、いかがでしたでしょうか?

 

せっかく苦労して自家製いくらを作ったのであれば、普段はちょっともったいないかな…って思うような料理法も、チャレンジし放題かと思いますので、ぜひいろいろと作ってみてくださいね。

 

それでは、長々と今回もお読みいただき、ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。(威圧)

 

続く

 

【食べ歩き】スカンディヤ(日本大通り)

こんにちは。

 

なんとか3日坊主を回避して、ちょっとだけ(ちょっとだけね)安堵している食べものおじさんです。

 

とりあえず9月は出来るだけ更新したいなーなんて目論んでいるものの、いかんせんブログを始めた動機もあやふやなので今後のモチベーション維持に不安が残りますがいったん許してくださいね…(威圧)

 

毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ-ドラえもん

f:id:shmz_foodlover:20190906092448p:image

余談ですが、ドラえもん声優陣総入れ替えからもう16年くらい経つんですね。

今の子どもたちにとってドラえもん水田わさびっていうのはなんとなく不思議だし寂しい。

 

というわけで、今回は、時系列的に少々前後しますが横浜ベイエリアの老舗レストラン・スカンディヤさんにてランチを頂きました。

 

スカンディヤ (SCANDIA) - 日本大通り/西洋各国料理(その他) [食べログ]

f:id:shmz_foodlover:20190906093916j:image

※外観写真撮り忘れました。グダグダでごめんなさい。

 

1963年創業の老舗ということで美空ひばりさんをはじめ数多の有名人も通ったという由緒正しきレストラン!

 

正確には一階が「スカンディヤ・ガーデン」、二階が「スカンディヤ」と分かれており、前者はよりカジュアルに老舗の味を楽しめるというコンセプトのようです。

 

とはいえ、味に違いはないだろうってんで、ペーペーな私はスカンディヤ・ガーデンに伺いました。

 

11時開店直後に入店したので店内はガラガラですが、そこかしこのテーブルに「Reserved」の札が散見されるので、よっぽど早い時間でない限りは予約していったほうがよさそう。

 

ランチメニューは多岐にわたるものの、基本的には1500円、2300円、2700円の各価格帯のランチセットという形で供されるようです。

 

セットの内訳としてはメイン、パンorピラフ(ピラフ…?)、ホットコーヒーor紅茶orアイス烏龍茶ということで、量という観点ではちょっとアレ。

 

まあ老舗だしなあと無理やり納得してお願いしたのは以下。

 

清水の舞台から飛び降りるつもりでお願いしたこちら、お値段なんと最高価格帯の2700円!

 

なんでもない普通の休日になんでこんな思い切ったことをするのか未だにマジで(マジで)意味不明ですが、まぁ、看板メニューは抑えておきたいという変態的衝動に惨敗でした。

しかもバカだからちゃっかりお酒も飲んでいる。反省。

 

■スカンディヤロール

f:id:shmz_foodlover:20190906150735j:image

店の名前を冠したこちら、メニューにはサブタイトル的に和牛肉デンマーク田舎風ステーキと記載があります。

 

なんじゃらほいとナイフを入れてみると、どうやら牛もも肉(多分)の薄切りをくるくると巻き込んで塊状にし、オーブンで焼き上げた模様。

 

そこにターンオーバーの半熟目玉焼き、ローストした玉ねぎとトマトをトッピングして、デミグラスソースがかけてあります。

付け合わせはマッシュドポテト。

 

デンマークの田舎を知らないので説明の妥当性は判断不可能ですが、とりあえず、お、おいしい〜!

 

外側はカリッとしつつ、中のほうはレアではないまでもジューシーで、同時に噛み締めると食感の対比が面白いです。

 

こういうと、いわゆるステーキのミディアムレアと一緒やないかい!って感じですが、ロールスカンディヤに関してはロール仕立てであるがゆえ、一つの層を噛み切った後にまた新しい感触の層が出てくるので、噛み締めたときの歯触りの意外性が楽しいですね。しかもミルフィーユカツよろしくボリュームありつつあくまで柔らかく、食べやすいです。

 

デンマークの田舎風ってのが本当なら、裕福ではない家庭で塊肉を食べるための工夫なのかしらと想像しますが、こんなにおいしいなら代用品で十分!ですね。

書いた後に思い出したけど、そういやロールスカンディヤのが普通のステーキより高かったです。となると歯が弱い方も食べやすいように、っていう工夫?代用品呼ばわりしてごめんなさい。

 

2口目は、半熟卵を割ってみる。

f:id:shmz_foodlover:20190906152431j:image

うまいにきまっているビジュアルをしている…。

 

だれもが想像する、デミグラスソースと卵黄のコクが合わさったアレです。説明不要のおいしさ。

 

クッキングパパ風にいうと、

もうなにもいうことはないね。©︎うえやまとち

 

■パン

f:id:shmz_foodlover:20190906153619j:image

ジャンル問わず、おいしいレストランってパンがおいしいですよね。

 

ご多分にもれず、こちらのパンもフワフワもちもちで美味しかった。

温かいうちにお召し上がりください、というギャルソンさんの指示にも素直に従う良い子なわたし。

f:id:shmz_foodlover:20190906153844j:image

 

■グラスワイン(赤)とブルーチーズ

f:id:shmz_foodlover:20190906154108j:image

グラスワインをお願いしたら、ブルーチーズをサービスでつけてくれました。

こういう細かな気遣いはさすが老舗。

 

チーズ親父でもワインおじさんでもないので銘柄はわかりませんが、渋めで口当たりの軽いワインと、蜂蜜らしき甘みが加わったゴルゴンゾーラ(ぽい)チーズ(最早なんだかわからんちん)がぴったりでおいしかったです。

 

■ホットコーヒー

f:id:shmz_foodlover:20190906223404j:image

食後のドリンクには、ホットコーヒーをチョイスして〆。

カップがどことなく北欧調でカワイイ。

 

 

しめて、お会計は4000円ちょっとでした

看板メニューをオーダーした上に、調子こいてアルコールを昼から二発いっちまった自分が完全に悪いのですが、ランチでこれは若干の罪悪感。

やっぱり庶民にとってはハレの日のお店なんだなあと思いました。(小学生並みの感想)

 

とはいえ、伝統ある空間でランチをいただく、というのは、それ自身が意味のある行いだと思うので、コスパ云々をこういう店について語るのもナンセンスかなーと思います。

 

というわけで、(いろいろと自己反省はあるものの)満足なランチをいただけました!

また機会があれば、是非伺いたいと思います。

 

ごちそうさまでした!

締め方がいまだによくわからない。今後に期待

 

食べ歩き

グルメ

横浜

 

 

【料理日記】豪快鶏モモ肉カレー

こんにちは。

 

食べ歩き記録と料理記録を中心に書いていくと決めたものの、後者に関してはまったく方向性が定まらない…

 

というわけで、今回は試験的な意味合いもかねた投稿であることをあらかじめご了承ください。

※誰に了承を得ようというのかは謎

 

大胆に挑戦すれば、世界は必ず譲歩する。チャレンジし続けよう、困難のほうが屈服するまで。-ウィリアム・サッカリ

※誰かの名言を引用して始める方式が定着しちゃうとそれはそれでめんどい

f:id:shmz_foodlover:20190905083735j:image

 

そんなこんなで料理投稿一発目はタイトルの通り。

今回作った料理は以下でした。

 

いや、食べ合わせ最悪じゃね…?

 

的なのは、まあ、サッカリさん(ところで誰?)もおっしゃっている大胆な挑戦ということにしておいて、思ったよりおいしくできたのでレシピともども紹介させていただきたいと思います。

 

■丸ごとチキンレッグカレー

f:id:shmz_foodlover:20190905084505j:image

うちの同居人が北海道旅行から帰ってきてからというもの、晩ごはんなにがいい?と聞くと決まって

スープカレー…っ! ©︎福本伸行

と答えるようになってしまったので、この北海道かぶれ野郎を黙らせるためにも一肌脱いでみました。とはいえ、言われるがままにスープカレー作るのもシャクなので普通のカレー作ってます。あらかじめご了承ください。

 

と、これが思いのほか(適当に作ったわりに)美味しかったので紹介させていただきますね。

 

以下材料です

(正直作るときにそんなに分量気にしてないのは内緒)

 ※辛口二人分

  • 骨つき鶏もも肉1本/人
  • 漬け地(ヨーグルト1カップガラムマサラ大さじ1、塩コショウ適量を混ぜて作る)
  • 塩コショウ 適量
  • スパイス各種(S&Bカレー粉大さじ1、クミン大さじ1/4、コリアンダー大さじ4/1、パプリカ大さじ1/4、ガラムマサラ大さじ1/4、チリパウダー大さじ1/4、一味唐辛子大さじ1/2)※ぶっちゃけ好みで加減すればいいです。S&Bカレー粉のみでも可
  • 玉ねぎ1個
  • ニンニク3片
  • トマト缶1缶
  • コンソメスープ1カップ
  • ローリエ 1枚
  • オリーブオイル適量
  • ウスターソース適量
  • トッピング用の好みの野菜(かぼちゃ、ナス、パプリカなど)

 

最後の方分量とか完全に書くのめんどくなってるやん!

 

というのはさておき、以下手順です。

  1. 常温の鶏モモ肉を、漬け地に1〜2hくらい漬けたら取り出して表面をキッチンペーパーなどで拭き取る。余ったヨーグルトは取っておく
  2. 玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにする
  3. 深手の鍋にオリーブオイルとニンニクを弱火で熱し、香りが立ったら玉ねぎを加え、きつね色になるまで炒める
  4. 別のフライパンで1.の鶏モモ肉を、両面焼き色がつくまで焼く
  5. 3.の鍋にトマト缶を加えざっと混ぜ合わせたらコンソメスープを注ぎ、ローリエと4.の鶏モモ肉を加え煮込む。アクが出たら取る
  6. 5.でアクが出なくなったら鶏モモ肉を取り出し、鍋の中身をザルでこして具を取り出し、汁少量と一緒にミキサーにかける
  7. 6.で取り出した肉とミキサーにかけた具を鍋に戻し、スパイスと1.で取っておいたヨーグルトを加え、しばし煮込む(0.5〜1hくらい。肉をホロホロにしたければ1.5h以上)
  8. 味見をして、味が薄ければ塩コショウ、コクが足りなければウスターソースとケチャップ、辛味が足りなければ一味唐辛子を加え、味を整える
  9. 皿に盛り、油で揚げたり焼いたりした好みの野菜をトッピングして完成!

 

あれ?意外にめんどい…?

とはいえ、実際に作ってみると字面よりも簡単なので是非作ってみてくださいね。しかも市販のカレールーを使わないので低糖質(ポイント)

 

面倒くさければアクとか別に取らなくてもいいです。スパイスを効かせるので、雑味とか実際そこまで気になりません。むしろ、アクにも旨味は含まれるので下手に取ると逆効果だったり。

とりあえず、バッチコイ雑味

 

かにかま冷奴

f:id:shmz_foodlover:20190905125133j:image

最近のかにかまってすごいんですね。

大抵の酔っ払いは騙せるくらいには蟹っぽい。

 

とはいえ、シラフで騙される人間もそういないと思うので、どうにかしてより近づけられないかと考えたのがこちら。

根っからの面倒くさがりさんは、食べさせる相手を死ぬほど酔わせてからかにかま丸ごと食べさせといてください。

 

材料は以下です。

  • かにかま5本くらい
  • 絹豆腐1丁
  • 三杯酢(酢大さじ2、みりん大さじ2、醤油大さじ1)※めんどくさければ麺つゆと酢を同量でも可
  • 青ネギ 適量

 

あとは、豆腐にほぐしたかにかまを乗せ、三杯酢をかけまわして、青ネギを散らすだけ!

 

ぶっちゃけこんなん手順ってほどではないけれど、タレにひと手間加えるだけでだいぶカンジが変わってきますよ。

蟹を三杯酢で食べるのって定番ですよね。

かにかまに限らず、本物と食べ方を同じくするだけで驚くほど本物に似てくるのでおススメです。

 

 

というわけで、今回は以上となりますが、いかがでしたでしょうか。

いや、いかがでしたでしょうかって聞かれても困ると思うんですが、いかがでしたでしょうか。

 

いかんせん最初に申し上げた通り今回は試験的な投稿ということで、多々散見されるお見苦しい点もご容赦いただけると嬉しいです。

 

なんにせよ、家庭料理なんぞ人に教わった通りにやると全く面白くないので、レシピを書き殴るブログってのも少しナンセンスかなとも思わなくもないのですが、まあそこらへんは置いといて、一旦ゆるーくやっていきたいと思います。

 

それでは、長々とお読みいただき、どうもありがとうございました!

 

 

続く

 

料理日記 料理