食べものが好きだ。

食に興味を全振りした若造サラリーマンによる食ブログ

【料理日記】自家製いくら尽くし

 

こんにちは。

 

まだまだ暑い日が続きますが、なんだか朝晩はめっきり秋めいてきましたね。

 

スーパーの生鮮売場を見渡してもラインナップが夏の終わりを告げているようでなんだか寂しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

(下手なアイスブレーキングがなんとなくネタ切れ感を漂わせる。お察しください。)

 

日入りはてて、風の音、虫のねなど、はたいふべきにあらず。

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まさかの枕草子…。

名言でもなんでもないのですが、いったん今回のテーマが秋ということもあり、かつ、毎度のことながらブログの方向性も迷走中につきご容赦ください。

 

というわけで、今回は秋の味覚の代表格でもある、自家製いくらを作ってみました。

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毎年、生筋子が出てくると自家製いくらを仕込むのですが、インスタク◯クパッドなど、色々なレシピサイトのおかげで随分といくら作りも市民権を得てきたように思います。

 

ここで問題になるのが、手間暇かけて作って最早愛着すら湧いているいくらをどうやって食べるか、ですよね。

 

わたしも例年はせいぜい土鍋でご飯を炊いて鮭と一緒にはらこ飯、ってのが定番(というか関の山)だったのですが、それじゃいい加減つまんないよねってんで、ちょっとだけアレンジしてみました

 

そこで作ってみたのが以下の通り。

  • 秋鮭と自家製いくらの小丼
  • 秋鮭と牛バラ肉の漬け焼き、いくら乗せ
  • いくらのポテトカナッペ

 

いざ書き出してみると、

そこまで独創的でもない…

のですが、いくらって思ったより汎用性が高いので自家製でコスト削減に成功したなら、いろいろチャレンジしても楽しそうですね。

 

■いくらを仕込む

先程申し上げた通り、今や、いくら仕込みは料理好きにとっては必ず通る道になりつつあり(ほんまかいな)、ネットで少し検索しただけで驚くほど沢山のいくら仕込みレシピが出てきますので見てると楽しいです。

 

とはいえ、基本的にはぬるま湯の中で粒が潰れないように筋子をほぐして漬け汁にブチ込むだけなので、そんなに大げさに語るような作業でもありません。

 

ただ、漬け汁だけは自分ならではのオリジナリティ頭痛が痛い的な物言いになっちゃったよを出すチャンスなので、分量とか調味料とか拘ってみてもいいかもしれませんね。

 

ちなみにぼくは、酒・みりん・濃口しょうゆを、1:1:1の割合で混ぜてから沸かして作る煮切り醤油に漬け込んでます。

 

ぼくのようなアル中に片足突っ込んだような酒乱クソ野郎が作るだけあって少々味が濃いので、そこらへんは醤油の割合を下げるなり、スダチなど柑橘果汁を加えるなりして調整してください。

 

そんで出来上がったのがこちら。

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なんだか毎年のことながら感慨深いですね〜。

ちょっと食べるのがもったいなくすらある…。

そんなことも言ってられないので次に進みます。

 

■秋鮭と自家製いくらの小丼

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別に普通やないかい!

とお思いかもしれませんが、バターをご飯に混ぜ込んであるので、普通のはらこ飯よりボリュームがあります。

鮭もバターでソテーしてあるのでなんとなく洋風の雰囲気。

 

いくらの醤油とバターの相性は言わずもがな、さらに量を抑えているので酒のツマミとしてもイケます。

 

ホムパのオードブルとしていかがでしょうか。

 

ちなみに器は3coinsで買いました。行くと必ず浮くけどこんなかわいい器があるから3coins通いはやめられない。

 

以下材料(2人分)です。

  • 温かいご飯  100g
  • 秋鮭 2切れ
  • いくら 好きなだけ
  • 大葉 1枚
  • バター 2カケ(ぶっちゃけ好みによる)
  • 塩コショウ 適量
  • オリーブオイル 小さじ1

 

以下手順(って程のものでもないけど)です。

  1. 大葉は細く千切りにする
  2. 秋鮭は半分にカットして、塩コショウしておく
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、秋鮭を皮目から焼く
  4. 両面焼き目がついたら、バター1カケを鍋肌に入れて溶かす
  5. 4.のフライパンを傾けて、溜まったバターを秋鮭にかけ回しながら火を中まで通す ※イメージつきにくければ、アロゼでググってみてください
  6. ご飯にバター1カケを混ぜ込み、器に盛る
  7. 6.のご飯を器に取り、好きなように4.の秋鮭と自家製いくらを盛り付ける
  8. 大葉を天盛りにして完成

 

■秋鮭と牛バラ肉の漬け焼き、いくら乗せ

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煮切り醤油って、なかなか捨てられないけど普段そんなに使わない作り置き第1位だとおもうんですが(ソース無)、それをどうにか活用できないかと思って作ったのがこちら。

 

以下材料(2人分)です。

  • 牛バラ肉 50gくらい
  • 秋鮭 1切れ
  • いくらの漬け汁 適量
  • いくら 好きなだけ
  • スダチ
  • 大葉 1枚

 

以下手順です。

  1. いくらの漬け汁に、スダチ(好みの柑橘類)の絞り汁を混ぜる
  2. 牛バラ肉は一口大、秋鮭は半分にカットし、1.の漬け汁に30分程度漬け込む
  3. 2.の牛バラ肉、秋鮭を取り出し、クッキングペーパーで軽く表面を拭き取る
  4. オーブントースターを190度に設定し、3.の牛バラ肉と秋鮭を両面焼きモードで8分間焼く ※両面焼きができない場合は4分焼いたら裏返して更に4分焼く
  5. 4.を皿に盛り付け、いくらを散らし、大葉を天盛りにする

 

牛肉と秋鮭って油分が豊富なので、いくらの濃厚さをしっかり受け止めてくれて、パンチボリュームもあります。

かつ、柑橘のおかげでさっぱりもしているので食べやすいですよ。

 

どんなお酒にも合うので、ホムパのオードブルとしていかがでしょうか。

 

■いくらのポテトカナッペ

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当然のように、ラストもイカツマ料理(いかにも酒のつまみ系料理)でキメてみました。

(なんとなくごめんなさい)

 

ものの本によると、ロシアのほうでは、いくらの味付けは基本的に塩味で、サワークリームと共にバゲットに乗せて頂くのが通例とのこと。

 

とはいえバゲットなんぞ食べてたら一瞬で満腹になって酒が飲めへんやないかい!ということで、僭越ながら少しだけアレンジしてみたのがこちら。(あと糖質対策…(小声))

 

以下材料です。

 

以下手順です。

  1. じゃがいもは2〜3ミリにスライスして皿に並べ、ラップをかけ、レンジで1.5〜2分チンして火を通す
  2. 1.のじゃがいもにクリームチーズを塗り、いくらを乗せる
  3. 2.に千切りにした大葉を盛って完成

 

糖質対策とか言っておきながらふつうにじゃがいもをたべている…

のは置いといて、クリームチーズのコクいくらの濃厚な味が合わさって食べ応えがありますよ。

また、クリームチーズの酸味のおかげでいくらの生臭さが気にならないので、キリッと冷やした白ワインにもぴったりです。ので、

 

ホムパのオードブルとしていかがでしょうか…

 

 

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↑カメラロールにあった謎の猫写真

というわけで、今回は3品作ってみたわけですが、なんだか酒のつまみっぽいものばっかりになっちゃった。

 

また、いくらって見た目もカワイイので、ついつい映えを意識してホムパ推しになっちゃいましたが、いかがでしたでしょうか?

 

せっかく苦労して自家製いくらを作ったのであれば、普段はちょっともったいないかな…って思うような料理法も、チャレンジし放題かと思いますので、ぜひいろいろと作ってみてくださいね。

 

それでは、長々と今回もお読みいただき、ありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。(威圧)

 

続く